tender memory

いっぱい食べるあにがすき。

キセキの目撃者になりたいと願った日 ~パンダドラゴン ホールワンマンライブ サン&ムーン「サン」~

こんばんは。
まほろばです。

昨日、パンダドラゴン ホールワンマンライブ サン&ムーン「サン」を拝見させていただきました。今回は、その感想だったり考えたことだったり想いだったりをつらつら書いていければと思います。
め。のLBツアーのブログほど細かい感じでは書かないかなと思います。方向性が違う感じ。でも曲目のネタバレはあると思うので、ネタバレ見たくない人はここまでで…

 

 

 


※ これから書くことはあくまで一個人の感想です

 

 


何度か語っている通り、私の【株式会社DD】の入り口はパンダドラゴンの皆様です。
今でこそ「にーちゃんだけが推し」と公言していますが、仕事で辛い時期に心の支えにしていたのは間違いなくこの6人(7人)だったと思っています。
元からパフォーマンスはレベル高め、団結力も強くてキャスやYouTubeで絶対笑わせてくれる存在。
なのにライブに行ってなかったのは、仕事が死ぬほど忙しくて体力持たないってとこだけじゃなくて、きっと彼らのことも眩しいと感じていたからな気がします。

本当は祐矢さん卒業の時の一か月のどこかで一回行こうか迷ったんですよね。でも「大して推していない自分が貴重な座席を埋めるくらいなら、今まで推していた人たちのための座席を取っておくほうがいいな」って割と真剣に思って辞めたりしてました。(あとシンプルに仕事休めなかった)

でもMesemoa.に出会い、LBツアーでライブの楽しさとか一過性とかを経験しました。LBのどの会場も本当に全然違くて、毎回本当に色々な発見があってそのたびにMesemoa.が好きになった。
そんななかで『パンダドラゴンも一回ライブ観ておかないと絶対後悔するだろうな』と思って観に行った今回だったんですよね。
今改めて考えて、本当に観に行ってよかったなぁとしみじみ感じています。


実は細かいセトリとかあんまり覚えてないんですよ実は。←
というのも、頭から最後まで多幸感がすごくて、ずっと楽しくてふわふわしちゃったんですよね。
死ぬほどキンブレ振りました。右に緑、左に赤。
箱で好きとはいえキンブレは二色しかないので特に好きなりんごちゃんずを🍎🍏

演出やセトリも、パンダドラゴンの「ハッピー!」っていう部分のエネルギーを前面に押し出していたので、良い意味であんまり頭を使わずに楽しも~って決めて楽しんじゃいました。
それこそ本当にセクシーな楽曲がばいらだけでしたもんねぇ…
(ばいらからR18コーナーでも始まるんかなって邪な感情を持ったアホがここに←)

あとねぇ、本当にしみじみクオリティにびっくりし続けちゃったんですよね。
歌に穴がない。ダンスもずっと全力で楽しそうだしばっきばきだし。
何度「ア~~~~~」って声出さずに唸ったことか!
パンダドラゴンのクオリティの高さはもともと知ってたけど、ここまでとは…って感じでした。
ようたさんぱっちさんあづさんは元々すごい好きな歌声だったんだけど、なるきさんなぎさんたいがさんもめちゃくちゃ好きになっちゃった。

あとMCはマジでお腹抱えて笑いました。死ぬかと思ったヨ…
Mesemoa.は漫才の笑いに近くて、パラゴンはYouTuberの笑いに近いかもしれないとふと思いました。
とにかくわいわいがやがやして、楽しそうで、可愛いなってニコニコしながら見ていられたかと思ったらとんでもない発言が出てきて死にかけたりとかして。笑
本当にね、この人たちが可愛くて好きだなぁって思っちゃってここでも幸せな気持ち。


FUMIさんのライブ演出、私はLBツアーと今回のホールしか知らないのですが、結構演劇的な部分を含む演出が多いような気がしています。
そして、パンダドラゴンが次に歩み、登ろうとしているステップがその部分なのかもしれないと思うなどしました。
例えば冒頭のセリフ、MCからの切り替わりのセリフ。「自分たち」でわいわい話していたところから一気に世界観へ持ち込むという部分は、正直まだまだ練習中なんだろうなと思った。

あーいう演出の難しいところって、空気が変わったことの違和感をどれだけ打ち消せるかでクオリティが決まるところだと思います。当たり前のように変える、それが自然なことなんだって無理やり納得させるだけの圧を一瞬でかけないといけない。すごく難しいことです。

でも、Mesemoa.だって最初から上手かったわけじゃなくて、色んな経験や仕事をしてきて培ってきた経験があるはずなんですよね。それこそMazeから同じことをやってきたんだもん。
だから、パンダドラゴンの皆さんにとってこのホールのこの演出そのものが、一つのスタート地点なんだろうなと勝手に思っていました。

歌やダンスのなかで、キュートもセクシーもクールも元気も表現しきることが出来る。彼らが彼らのままで行うパフォーマンスだって本当に観ていて楽しかったし、そのままでも十分凄いことをやっている。
でも、じゃぁここで満足なのか?って聞いたらそんなことないって言ってくれると思うんですよね。勝手に思っているだけなんですけど。
だから次のステップは「一つの世界観を作り上げて観客を没頭させること」なのかなと。
LBツアーにどっぷり浸ったから余計にそんなこと思うのかもしれないんだけどね。

最後のこの曲、みんなが本当に幸福そうな顔で歌っていた『桜Ambitious』。
「今もずっとずっとこのままで ずっとずっとこのままで 居たいけど」のあと、ぱっちさんの「いかなきゃ」で涙腺は完全に死にました。あまりにも綺麗だった。
祐矢さん卒業の時にこの曲が持っていた苦しいくらいの切なさはなくて、たくさん遊んで最後に夕陽を見つめるみたいな、次にも楽しいことがたくさん待っているけど今この時間だけは終わってしまう寂しさをしっかり覚えていたい感じてたい、みたいな、そんな爽やかな気持ちがたっぷり含まれていました。

 

youtu.be


最後のようたさんの挨拶は、忘れられないだろうなぁ。
それまでのメンバーの挨拶もすごーーーくよかったんだけど、「今日もひとつ初めてを経験した。みんな目撃者。これからもまだまだある"初めて"を目撃者として見ていてほしい(意訳)」っていう言葉にすごく救われたんですよ。

私は推しを一人しか作らないと決めていて、というよりそういう性格をしているから、推しがいるときは基本的に推しのことが最優先でそれ以外は結構おざなりになってしまう。
パンダドラゴンのファンにはオーディションから応援している人がたくさんいるはずで、私はそれすら知らない人間だから、もう「初めて」なんて見られないと思ってたんだなぁって。

でも、ようたさんの言葉で、まだ私どころか彼らも経験していない「初めて」がたくさんあって、それを見たいと、「彼らの『キセキの目撃者』になりたい」と願う気持ちそのものを許してもらったような気持ちになった。

たくさんの偶然と幸運と、途方もない手探りの努力がないと生まれることのなかったMesemoa.と、アイドルになるために集まり、先輩の背中を追いかけ後輩に追われ、確かな技術の上にひたむきな努力を積み重ねていくパンダドラゴン。
Mesemoa.がたくさんの「奇跡」を積み重ねてきたグループだとしたら、パンダドラゴンが積み重ねるのは「軌跡」なのかもしれません。
私は、私の出来る範囲でマイペースに、パンダドラゴンという最高に可愛くて愛しいアイドルたちの「軌跡の目撃者」でいたいと思います。


改めて、パンダドラゴンの皆様。ホールワンマンお疲れ様でした。
私が次に行くライブはZeppファイナルだと思います。新しい軌跡を目撃できること、本当に楽しみにしています。
本当に幸せな時間をありがとうございました!